野田総理の「衆院解散発言」から株価は上昇、円安傾向にあります。
本日の現在までの株価の動きとしては1万円をようやく超えたところ。
一時期7000円台を付けていた事を考えると、この1万円台回復は小さな事ですが大きな期待感を抱かせます。
ある程度新政権発足に向けてのお祝い相場の部分もあると思いますが、この景気の浮揚感を維持、また上昇させていくのが時期阿部政権の課題となります。
株価と言うのは景気に対して先走るもの。
市場が、株の値上がりを見越して売買するため、現在マーケットは今以上に景気が良くなると判断しているという事です。
日経平均株価の最高終値はバブル期の1989年12月29日につけた38,957円。
この日を境にバブル景気の終焉を迎えます。
今から23年ほど前の事です。
そしてバブル崩壊後の最安終値は2009年3月10日につけた7054円。
最低値はその4ヵ月前につけた6995円。
わずか3年前の事です。
20年でここまで5分の1まで落ちた株価。
バブル期が異常なだけであって、やはり日本の株価のまず目指すところは15,000円というラインでしょう。
安倍次期総理がさらなる金融緩和、および円安誘導を示唆している事もあり、外国為替も1ドル84円が今の値です。
企業によっては円安ドル高が一概に良し、とは言いませんが加工輸出によって下支えしていた日本はマクロ経済的にみると「輸出によって成り立っている国」です。
あくまでマクロ的な意味合いですが「円安歓迎」という所でしょう。
実際に新政権発足後、この株価の勢いが続くか、果たして悲観的になるか、政府日銀のかじ取りに大きく左右されます。
とりあえず日本国民に託された期待をないがしろにしないよう頑張ってもらいたいです。