断食とオリンピック

250px-15-11-05_101_monument本日のヤフーニュースに「イスラム教徒選手、断食かメダルか?」という記事が掲載されていました。

現在、イスラム諸国は1ヵ月におよぶ断食月に入っています。

日本では馴染みが無いため誤解されますが、断食といえども食事や水分を経つのはお日様が照っている間

夜の内に食事をする事ができるのです。

しかしオリンピック選手と言うと、さすがに夜の食事だけではままならない事もあるでしょう。

たとえばマラソン選手などは走っている最中にもバナナで栄養補給をし、水分も補給もしているのを見た事はあるでしょう。

ではイスラム教徒は今回の場合どうするのか?

もちろんイスラム諸国には厳格な国と、おおらかな国があると思いますが、比較的おおらかな国であるバングラデシュ弊社子会社S.K.LINX(Bangladesh)LTDの従業員に聞いてみたところ

もちろん食事は摂って良いと思います。 それが例えばカードゲームやチェスのような試合であれば話は別ですが、運動競技の場合は許されると思います。」

という事です。

たしかにイスラム諸国でも断食に関しては「肉体労働者や妊婦、病気のものや子供などは断食をしなくても良い」とあります。

意外とそういう所は柔軟な考えなのでしょう。

今回もそのうちの「肉体労働者」とは言えませんが、それに近い解釈で良いと思われます。

厳格な宗教家は、それでも「断食をするべきだ」という方もいますが、私の感覚だとどちらかというと「少数派」

みんなが「お国の為に頑張ってくれ!」という意見が多そうです。