日本の英語教育

index8日本人の英語アレルギーは世界でも高い所にあると思っています。

現在、三敬鋼機㈱のバングラデシュ支店としてS.K.LINX(Bangladesh)LTDで働いている私は通常現地社員と英語での会話をしています。

もちろんバングラデシュでも日本語話者がいるため、そういう社員を雇えば楽ですが、やはりそういうバングラデシュ人は希少なため人件費も高く、英語話者を雇用しています。

弊社社員はバングラデシュ最高学府のダッカ大学の修士課程を卒業しておりますので、かなり英語は流暢です。

相当レベルな英単語を駆使してきますが、発音に関してはやはりバングラデシュ英語です。

さて私ですが、そこまで彼との英語での会話に苦労していません。

それは英語の勉強をしてきたから、と言っているわけでなく、英語なんてものは単語の組み合わせだけで意外と通用するものだと考えているのが大きいと思います。

日本で「海外で英語で仕事をしているから、英語がよっぽど上手いのだろう」と期待して英語を話させられますが、私の発音なんて正直たいしたものではありません。

日本ではやはり「きれいな発音、ただしい文法」こそが英語話者と思われている傾向が高く、それを過剰に意識しているからこそなかなか英語教育が浸透できていないと思います。

海外では「こんにちは」「私は○○人です」ということだけで「ワタシ、ニホンゴ ハナセマス」というのが意外と世界の常識です。

日本の英語教育は低いと言われますが、それでも中高6年勉強しているかぎり、それなりに通用するはずです。

ぜひ発音、文法をおそれずしゃべってみましょう。

相手は対しておかしな英語だとは思っていませんよ。