先日、映画「ブッシュ」を見てきました。
言わずと知れたアメリカ合衆国ブッシュ前大統領を描いた映画です。
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あまり上映している映画館はないんですが、そこは日本最大のスクリーン数を持つ豊橋の映画館です。
なんとかやっていまして、見てまいりました。
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さて映画の内容は、これから見る方もいらっしゃると思いますのであまり書きませんが、ほぼ「ブッシュという人の行動の原点になったのはなにか?」というところに割かれているような気がします。
ドキュメンタリーでないものの、実在する人物について書かれた映画ですので、ある程度の史実に基づいた調査はされているのだと思うのですが、それを考えると逆に「そんな理由で、そんな会議で戦争を決めちゃったの?」くらいの衝撃を受けます。
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またバックで流れるBGMがいわゆる「おもちゃの兵隊」に流れてくるようなマーチングメロディなので、アメリカ首脳の決定項も滑稽に見えてしまいます。
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アメリカでは、ブッシュ前大統領の評価はあまり高くないと聞いております。
しかし、そういう人に対して、退任後にすぐ映画ができることを許容できる懐の深さが、またアメリカの良いところではないか?と思います。
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欲を言えば、ブッシュ政権末期にイラク訪問時の、あの「靴投げ事件」が意味深げに描かれていたらもっと良かったんではないか?と思います。
ご興味のある方はぜひ・・。