朴槿恵大統領誕生にみる首相制度との違い

untitled本日、お隣の国「韓国」で新たに女性大統領に「朴槿恵」女史が就任しました。

実は昨晩少し夜更かしをして12時以降に就寝したのですが、ヤフーニュースでは「12時をもって、政権移譲」というニュースが載りました。

なるほど、韓国の大統領は就任式の日の「日が変わるのをもって」大統領に就任するのか、と思いました。

日本ではどうでしょうか?

検索したもののなかなか出てこないです。

もちろん国会の使命時ではなく、「天皇による任命時」なのかもしれません。

いや、もしかしたら国会の使命時なのかも?

なかなか、難しいです。

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総理大臣は大統領と違い、仰々しい「就任式」というものはやりません。

もちろん総理大臣と大統領では「国の中の置かれている位置」が別であり、一応憲法上では「三権の長」たる「議会議長」と「最高裁判所長」が同列に配されるはずですから、大統領のような地位はありません。

しかし、このような大統領制がうらやましいのは「就任式」をもって、とりあえず国民が一つになる瞬間が訪れるということです。

賛成も反対もいるでしょうが、やはり式典としてしっかりしていますし、国民にもわかりやすい。

たとえ大統領任期中に、不名誉なことがあっても、総理大臣のようにころころ変わるようなものでもありません。

ひとまず国民は支持し、政治を預けるのです。

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日本でも「首相公選制」が叫ばれますが、首相公選制は国民にも一定の「責任」が問われます。

現在は国民に政治を付託された国会議員の中から総理大臣が選ばれるので、一応は「総理大臣を選んだ国会議員が悪い」と言い訳できますが、公選制になったらそうはいかない。

投票率が50%前後の国民ではまともな投票は無理でしょう。

国民自らが責任を持って政治に対して関心を持つ、これが「大統領制」と「首相制」の国民にとっての心持の違いでしょう。