「板門店」という場所はご存知でしょうか?
韓国と北朝鮮の軍事境界線にある村の名前です。
まだまだ何も知らない頃は、この「板門店」という名前だけで、どこかの店の名前かと思っていたんですが、調べていくにつれ、そのシリアスな背景をしり、驚きを隠せませんでした。
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この板門店なんですが、写真のように韓国、北朝鮮双方とも最前線の兵士を送り込み、共同管理しています。
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両国から観光可能なんですが、韓国側から観光すると「ジーンズはダメ、露出の多い服はダメ」などの規制もかなり多く、シリアスな雰囲気の場所です。
しかし北朝鮮側から訪問すると、兵士も意外と気さくで、写真撮影にも応じてくれるらしく、ここが我々のイメージと乖離した現実が垣間見えます。
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もちろん両国が緊張状態にある場合は、観光も不可能になる場所ではありますが、観光地としては名が知れた場所です。
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さきほど韓国側では非常にシリアスな場所と書きましたが、それには兵士の格好からも垣間見えます。
韓国側の兵士はサングラスをかけているんですが、これはただ単に格好をつけているわけではなく「目の動きを悟られないため」と言われています。
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気楽にいける場所ではありませんが、買い物観光だけでなく、両国の現実を見るのには非常に意味深い場所だと思います。