先週末のブログで書いた通り、民主党代表選に菅直人氏が選ばれ、議会での首班指名も通り、次期総理大臣に決定しました。
最近の大筋のように、総理指名後に直ちに組閣人事し発足、という形をとらずに、今回は少し時間を取っています。
テレビでも「菅次期総理」と放映し、正式発足を待っている状態です。
野党自民党は、この期間を「政治的空白だ」として非難していますが、私個人的には悪くない期間だと思っています。
最近の日本の首相は、あまりにもコロコロ代わりすぎて重きが感じられません。
日本国の政府最高責任者なんですから、もっと重きをもって臨んでほしかったので、このような焦らしの期間は悪くないと思います。
ゆっくり組閣に入れますし、多方面の意見も尊重できる。
国民も「まだか、まだか」の感情が湧きたってくると思います。
そこに行くと、アメリカ大統領の就任については、やはりアメリカ的な演出が施され、街頭パレード、就任式、就任パーティーなどをこなし、国民にも一致団結の様相を見てとれます。
日本もそこまではいかないものの、それくらい重きをもってほしかったので、良い傾向だと思います。