バングラデシュをはじめ、東南アジア諸国の平均的な部屋の床は「大理石」が多いです。
もしかしたら大理石ではないのかもしれませんが、石敷きの床であることは間違いないです。
私たち日本人ではどうしても木の床、畳の床、フローリングなどどちらかというと温かみのある床が多いのですが、酷暑と湿気とともに暮らす人たちにとって、この石敷きの床こそベストな選択なのでしょう。
こちらの方は、スリッパの人もいますし、そのままはだしで歩かれるかたもいます。
私はどうしても、この石敷きの床に慣れがなく、スリッパを使っていますが、夏の暑い日には素足の方が本当に気持ちの良いものなのでしょう。
さて、この石の床。
掃除するのにはとても楽です。
そのまま水を流しても平気なうえにスクレイパーなどを使い水を切れば、この酷暑の中で比較的早く乾いてしまいます。
バングラデシュに企業進出されている方はお手伝いさんに掃除してもらうことも多いと思いますが、自ら掃除をする私にとってこの床は比較的便利なものとなっています。
その国ごとに建築物の適性も変わっていくのですね。