本日朝のニュースで「沖縄 国際通りでボランティアによる『聞き屋』が評判になっている」というニュースを目にしました。
ボランティア有志が路上に露店を出すように「聞き屋」の看板を掲げ、行きかう人の悩みを聞いてあげる、という行為です。
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現在のようなストレスフルの世の中、なかなか頭で思っていても口に出せない事もあります。
たとえそれを持っていても、あまりの近くの友人には話しにくい事もあるのでしょう。
それを、ほんとうに第三者に話すことによって、心の汚れをきれいにしてあげたい、というのが「聞き屋」の方のお話です。
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確かに人に悩みを打ち明けるという行為は、脳科学的にも有効だと知られています。
他人に自分の考えを伝えようとするときに、「なんとか分かりやすく伝えよう」という気持ちが働き、その時点で自然に自分の頭の中も整理され、アドバイスを頂くこと以上に頭が落ち着く、という事です。
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私、個人的には第三者に悩みやら、個人的な事をあけすけに話をするのには抵抗があるんですが、今日のニュースでは来客も多く、とても私のような抵抗感を持っている人がいるように思えません。
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それだけストレスフルな世の中だとは思いますが、片方にその来客の多さに、外因ストレス以外の、現代人における内面的な弱さも垣間見えます。
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これからの時代、なかなか日本の将来は光が見えてこずに、思わず立ち止まる時間は誰にでもあると思います。
それに立ち向かう強さを個人個人が持っていないと、越えられない瞬間はいくつもあるでしょう。