日本も昔は頻繁に見られたもの・・・それが蚊帳です。
最近は、日本の夏はエアコンの「おやすみ機能」などで寝られたり、さらには網戸の性能も良くなり必要となくなってきているのかもしれませんが、バングラデシュではまだまだ「蚊帳」は大活躍します。
バングラデシュでは今の時期、冬の時期がもっとも過ごしやすい気温であるとともに、「蚊」の季節でもあります。
しかしながら日本のあの黒くて小さな蚊と違い、白っぽいというかそのような色で大ぶりな蚊が、我々を襲ってきます。
この蚊が厄介なのが、まれに病気を運んでくること。
バングラデシュ滞在にはかならずかかるから注意しておけ、と言われるのが「デング熱」
熱が40°近くまで上がり、身体に斑点ができる症状が3日ほど続くと言われています。
もっと怖いのがマラリアです。
一応の予防注射は受けているのですが、やはり刺されないのが一番。
そんな時は「蚊帳」です。
まだまだバングラデシュでは簡単に手に入り、ホテルによっては「蚊帳」がもうすでに部屋にセットしたあるところもあります。
私も日本ではほとんどつかったことのない「蚊帳」ですが、その効能と安心感は圧倒的。
夜もぐっすり寝られます。
日本でもぜひ使いたいところですが、最近は見ませんね。
夏と言えば「節電」というのも代名詞になってきた今の時代。
意外と「蚊帳」の名誉回復も近いのかもしれません。