昨晩、オーストラリアの元兵士フェリックス・バウムガルトナーさんが、スカイダイビングの世界記録、地上38000mからのダイブに成功したと言う事です。
途中落下速度は1100km/hに達し、音速を超えたと言う事です。
写真を見ての通り、まるで宇宙飛行士のような厳重なコスチューム。
だいぶ地点はなんと「成層圏の上部」であり、外気温はマイナス68度。
その高さから、その速度ではやはり普通の格好では無理なのは当然でしょう。
そして「成層圏の上部」というのは見て分かるようにいわゆる「宇宙の入り口」
これ以上いくともう人が存在できるような状態ではありません。
だいたい成層圏と言うと地上11kmくらいから50kmほどが「成層圏」に当たると言う事で、そこから「中間圏」「熱圏」とあり、地球の大気が守られているようです。
途方もない高さ。
今回は38km地点と言う事は成層圏のほぼ中間くらいからのダイブのようです。
ここまでは小型のカプセルを気球で飛ばしたどり着いたということですが、この気球およびカプセルはどうなったのでしょうか?
今回の事で「成層圏」の高さが分かったのですが、成層圏の始まりは「11km」ほど。
例えば人間の足でたどり着いたエベレストの頂上は8km級。
あとちょっとで成層圏なんですね。
とはいってもさらに3kmあるって事は、富士山1個分はあるのですが・・・。