民主党の新代表=次期首相に「野田佳彦財務大臣」が決定しました。
「地盤」「看板」「カバン」の3バンが無い、庶民宰相の誕生です。
自民党の政権末期、安倍首相、福田首相、麻生首相などは言わずと知れた名門家系の出身。
正直な話、庶民の暮らしなどは経験したことはないであろう方たち。
麻生政権末期に、やれ「カップヌードルの値段をしらない」や「毎晩のバー通い」と、庶民の暮らしを知らないと攻めてきたマスコミの方たちには、その部分では望んだとおりの宰相であるのかもしれません。
「政治は違う次元の人たちがやるもの」という感覚から、庶民でも宰相になれるというのを証明してくれました。
しかし、現在の日本の総理大臣と言うのは国の看板です。
総理大臣への過程は、これからはどうでもよい。
これから総理大臣として何をするかが問題です。
日本人の大多数を占める無党派層。
これから若い世代になるに従って、この無党派層がかなりの割合を占めてくると思いますが、そのほとんどの考え方は
「正直 自民でも民主でも良い。 とにかく日本を良くしてくれ」
というのが望みであると思われます。
具体的な優先順位としてまずどこから良くした方が良いのか、国民も勉強した方が良いと思いますが、とかく情報は閉ざされている中では、その優先順位も含めて議員に託すしかありません。
それが議員内閣制です。
私個人的には、無党派層にあたると思います。
とにかく野田次期総理には、少しでも現状より良くなった日本を認識させるような働きを期待したいです。