おはようございます。
正月明け、1週間ほどたち、成人式を超えるとこれでもう本格的な1年の始まりですね。
頑張りましょう。
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さて日曜月曜と私用で東京に行ってきたんですが、その際に「靖国神社」に立ち寄りました。
昨年の8月ごろに訪れたのですが、その際はあまり時間がなく、何もみてこれなかったので、今回ゆっくり時間を取って散策してまいりました。
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日本以外の場所に住んでいると、「日本」という国が客観的に見られて、逆に「日本」を意識する事が多いです。
イチロー選手もWBCの際に「JAPAN」と書いてあるユニフォームを着ると「テンションが上がる」と独特な表現で表したのも、外国に何年か住んでいる彼なりの日本に対する思いでしょう。
また中国などに住んでいると、「日本の戦争責任」について意見を求められることが多々あります。
学生時代は知識の無さになるべく避けるようにしてきた話題ですが、帰国後「やはり日本人である限りは『あの戦争はなんだったのか?』を自分で調べ、自分の意見を持つべきだな」と思いました。
その後、色々な文献や意見を参考にし、同世代の中ではどちらかと言うと詳しい部類に入るのかもしれません。
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靖国神社には「遊就館」と言う幕末維新期~太平洋戦争に至る軍事関連資料が展示してある場所があります。
坂本竜馬を始めとする幕末の偉人も祀られていますが、圧倒的に太平洋戦争での資料が多いです。
「先祖の英霊に・・・」などの殊勝な意見を皆さんに持ってもらおうという訳ではありませんが、やはり我々と同世代の人間が日本の為に命を落としていった事実を知った方がよいと思います。
彼らの戦地に向かう前にしたためた遺書、さらにレコードにおさめられた彼らの最後の言葉を聞くと胸が締め付けられる思いです。
我々と同じ若い世代で、愛する人と別れてまで戦地に向かったのは我々後々の日本人の為だという事を忘れないでいたいです。
彼らがいたからこそ、現在の平和に発展した日本での生活を享受できていることに感謝しなければなりません。
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靖国神社を出たら、戦時中に死んでいった彼らと同世代の若者が成人式帰りなのか羽織袴で友達と街を歩いているのを見ました。
彼らも含め、次は我々若い世代が明日の日本を担っていかなければいけない、と心を新たにした一日でした。