先日ニュース「国土交通省がハイブリッド車などに『車両接近通報装置』なるものの取り付け義務化を発表しました。
電気自動車や燃料電池車も含め、これらは低速時にあまりにも静か過ぎて逆に危険だ、という事です。
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ハイブリッド車などの発車時を見ていると確かに静かです。
またこの「静かさは危険だ」という事はいくらか話題に上がってきたことなんですが、もうすこし違う対処と言うのはできないのでしょうか?
「静か」というのは良い面もあるし、悪い面もあるのは分かりますが、せっかく「静か」なのに、わざわざ音を出さなければいけない、というのはあまりにも発想が貧弱すぎるような気がしてなりません。
視覚障害者などは音を頼りに生活をされているため、危険性は大変分かりますが、何かもっと頭をひねれば違う方法で危険を回避できることがあったのでは・・・と思っています。
危険が回避できる方法は「音を発生させる事」しかなかったのでしょうか?
せっかく静かなものをわざわざ音を立てるようにするなんて・・・。
私は発想が貧弱なんで、良案が思いつかないのがくやしいです。
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私なんかよりよっぽど優れた発想を持った中学生がいらっしゃいます。
「まぁ、音がならなければいけないと言うのは分かった。ではどのように音をならすかだ」
このような事で各社頭をひねっているところに颯爽と登場したこの中学生。
写真のような装置を発明しました。
発明といっても本当に簡単なものです。
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左手で持っている「筒状の箱に硬貨状の金属が入っているだけ」というものです。
これをタイヤに取り付け走れば、低速時には筒の中で硬貨が動き音を鳴らします。
高速で走れば遠心力で硬貨が動かなくなり、音がならない、という事です。
どんな車、たとえば既存の車にも取り付けられ、しかも安価。
本当に発想の勝利だと思う発明品です。
本当にすばらしい。
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世の中は本当にすばらしい発想を持った人が多いですね。
この経済不況の中、話し合いだけでまったく良案が生み出せない国の中枢にぜひ送り込みたい人材です。