28日より高速道路の無料化実験が一部区間で行われます。
今回はあきらかに公約違反だと思うのですが、どうでしょうか?
こんなにあっさりと破られる公約は、意味があるのでしょうか?
まぁ、それはまたの機会にして、今回の高速道路無料化。
今回はあくまで一部区間。
マスコミの情報によってでしょうか?
私は全線無料化すべき、だと思っているのですが、世論では「無料化すべきではない」という声も80%ほどに上るそうです。
理由は、「無料化にしても財源確保に窮する」というものなんですが、このアンケート対象者である一般市民に「財源が・・・」など分かるはずがない、と思います。
私も一般市民なんで「財源」なんてどれくらいあるのか分かりません。
マスコミに登場する政治家の話から、そのように情報リードされているのだと思っています。
私の住む地方でも「これはどうだろう?」という有料道路がいくつもあります。
車が何台も通っていないのに、しっかり料金所がある。
そこには料金徴収員が。
間違いなくそんな事はないでしょうが、愛知県の最低自給に近い750円を払ったとしていても、24時間体制で、一人8時間労働で何人必要でしょうか?
もし上記最低時給に値するパートタイム従事者としたら、週30時間以上は働けません。
そうすると24時間×週7日=168時間。
それを週30時間の労働者で割ると5,6人はその料金所にかかわる計算になります。
それが、もし時給750円であっても、一日に払う人件費は18000円。
その有料道路は100円区間ですので、18000円稼ぐためには180台の通行が必要です。
深夜労働もあるので、まさか時給750円なんて事はないと思います。
さらにこの仕事に保険や云々がかかってきたら、5~6人個々にかけると、人件費だけでも一日18000円では賄いきれません。
時給1000円なら一日24000円。
24時間こうこうと灯る料金所の明かり。
冷暖房施設。
一体いくらかかっているのでしょう?
正直この料金所にそこまでの交通量があるとは思えないのです。
このようなところは私の住む地域でもいくつかありますから、全国的には想像以上でしょう。
現在でも維持管理はかかっているので、これを撤廃するだけでもそうとう効果があると考えています。
ムダな費用は削る、というのは誰でも分かる最初の対策です。
ぜひ、考慮してもらいたいです。